乾癬の症状が進行していくと…
初期段階
身体の一部分、主に頭部から発症します。
フケが異常に出るようになります。
入浴後や就寝前に痒みが襲ってきます。
5〜10年期
ほぼ全身に赤みが現れます。
かさぶたが毎日のようにボロボロと剥がれ落ちます。
ステロイド剤を使用することで、副作用に悩まされる場合があります。
※この時期が最も悩みやすく、症状も重くなりがちです。
20年期
乾癬と関節炎の症状を持ち、リウマチと診断されることも多いようです。
紅皮症への移行が見られます。
ステロイド剤を長年使用していた後遺症で、肌の質感に変化が生じる場合があります。
爪乾癬になりやすく、爪が剥がれてしまうこともあります。
年齢によって状態は違ってきますが、10代〜40代ぐらいの年代では進行が早くなると言われています。
というのも、乾癬は細胞の若さと関係があり、若年層ほど症状の進行が早くなります。
また、若いうちは塗り薬などの薬剤の吸収能力が高いため、ステロイド剤を高い頻度で使用している場合は、その副作用で臓器異常をきたしやすくもあります。
若い頃は社会との関わりも密ですし、仕事だけではなくプライベートでも人と関わることが多いものです。人の目が気になるのは当然ですし、何としてでも乾癬を克服しようと思うことでしょう。
しかし、そのために様々な治療法を試そうとして、逆に薬漬けになったり精神的重圧を抱えてしまったりと悪循環を起こしがちです。
気を揉むのはとてもよく理解できますが、乾癬を改善するためには「心の持ち方」がとても重要になってきますから、まずはストレスを溜め込まないことが第一です。