乾癬の原因
乾癬の原因は一般的に、
遺伝的要因
内分泌
大気汚染による日光・気候による体力消耗
栄養の少ない食事
など、様々な説を挙げることができます。
しかし本当の原因は、今の医学では解明されていません。
ただ、これまで乾癬に対して研究を重ねた結果、発症の引き金になっているのは、体内毒素の滞留による自己免疫機能の低下から、全てが始まっています。
ところが、乾癬の治療でよく用いられるステロイド外用薬やビタミンD3といった外用薬は、その大切な免疫力を低下させてしまうことが確認されています。
ステロイド外用薬などを使用している方が、感染症や風邪などにかかりやすくなるのも、それが理由です。
乾癬の症状を抑えるためには、ステロイド外用薬などによる対処療法が必要だけれども、そのことにより、根本的な原因である免疫機能の低下を招くという、悪循環に陥ってしまうのです。
さらに、乾癬は昔の日本ではほとんど確認されなかった病気でありながら、近年は発症する方が増加傾向にあるのも特徴です。これは食生活の欧米化が少なからず影響しているからと言えるでしょう。
乾癬を発症する方は、肥満体質の場合が多いというデータからも、それを裏付けることができそうです。
肉やバター類を好んで食べた結果、脂肪代謝に異常が現れ、乾癬が発病したと考えられます。